歴史。
意外と知らない帝王切開の歴史。
今回はお身体の事とはあまり関係ないのですが、帝王切開の歴史について調べてみました。
さかのぼること古代ローマ時代。
もともとは分娩時に母体が亡くなった際にお腹から胎児を取り出すための方法だったそうです。
文献にもよるのでしょうが最古の記録としては1500年頃のバウヒンのものが挙げられます。ただし当時は技術や環境が整っていなかった為、妊婦のほとんどが出血死していました。
19世紀頃になると割と一般的にはなりますがそれでも成功率は25%ほどでした。
ほぼほぼ成功しなかったんですね・・・・
記録に残る日本で最初の帝王切開は、1852年埼玉県飯能市で、飯能の医者岡部均平と秩父市の医者伊古田純道によって行われました。胎児は死亡したそうですが、母体は助かり88歳まで生きたそうです。
今現在は治療技術も進歩しているので死亡例は極めて稀ですが、それでも経腟分娩時の4倍から10倍とされています。
帝王切開でも自然分娩でも・・・
改めて思いましたが生命の誕生はほんとに奇跡ですね。
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